住宅にとって床は生活する人が常に触れている部分です。足元から伝わるその感触は、居心地の良い住まいをつくる上でとても重要な部分なのです。
珪藻土や漆喰、天然の壁紙といった壁の自然素材は独特の風合いがあり、機能性も大きく異なります。
断熱性や保湿性が高く、表面の仕上げ方法も様々で、その個性的な模様によって空間に趣を与えてくれます。
古くから日本の建物に使用され、外壁にも使われるほど耐久性が高い水酸化カルシウムを主成分とし、調湿効果、カビがつきにくい性質があります。
防火性、遮音性にも優れています。なんと5000年前のエジプトのピラミッドの壁や古代ギリシャ神殿にも使われていました。
火山灰・白洲の珪酸質成分を主成分として100％天然素材のみを使って開発された内装仕上材です。
吸放湿性に優れ、カビや結露が発生しにくく、アトピーや喘息などのアレルギー症状で悩んでいる方にもうれしい壁材です。
石油化学系塗料によって起こるシックハウス症候群といった弊害を背景に注目されている自然資材塗料。
日本で使用されている自然塗料の多くは、環境負荷評価が厳格なドイツ製です。
オイル系、ワニス系、ワックス系 の3つに分類され、塗装する素材に合わせます。
自然断熱材のメリットとしては結露しづらいこと、そして安全性が高いことが挙げられます。
種類も豊富で、セルロースファイバー、セルロース断熱材、炭化コルク、羊毛断熱材などがあります。
